北海道高文連石狩支部 囲碁将棋夏季大会の報告

 8/2 札幌大谷大学を会場に令和7年度(2025年度)囲碁将棋夏季大会が行われ2年生5名、1年生4名が出場しました。この大会は秋季大会に向けての棋力向上トレーニングが企図されています。
 ひとつは(公社)日本将棋連盟から指導棋士が派遣されプロ棋士の直接指導を受けることです。今大会の指導棋士は振飛車の使い手としてまた麻雀プロの二刀流として人気の高い、井出隼平五段でした。本校からは振飛車を得意戦法にしている2名がその極意について丁寧に指導を受けられる機会に恵まれました。両名ともたいへん勉強になり充実した様子でした。
 もうひとつは高等学校文化連盟全国将棋専門部主催の段級位認定戦です。各部員ともそれぞれエントリーしたクラスで上位認定をうけるべく熱戦をくりひろげました。結果は全員が既に認定されている級よりも上位認定を受け、地道なトレーニングの成果を実感したところです。秋季大会へ向けて大いに弾みがつきました。

全員満足の認定

全員満足の認定

 

井出隼平五段による対局指導を受ける

 

 

全国高等学校文化連盟 第49回全道高等学校総合文化祭将棋部門兼 第61回全国高等学校将棋選手権の報告

 標記大会が7/29~7/30 香川県まんのう町 スポーツセンターまんのう を会場に開催され、全道高校将棋選手権 女子個人準優勝で出場権を獲得していた 2年 村崎 七海が出場しました。

 個人戦は全国各地から代表88名が参加し熱戦を繰り広げました。対局は予選スイストーナメント4回戦後、3勝以上が決勝トーナメントへ進出し全国一を競います。
 対局ですが初戦では優勝候補の全国屈指の強豪選手と対局。強豪の実力を実感しました。続く2回戦も敗退となりましたが、ここから気持ちを切り替えて3回戦では念願の全国初勝利。勢いに乗り4回戦は快勝で予選を終了しました。
 結果は2勝2敗で予選終了。スイストーナメントポイントにより順位は46位でした。惜しくも決勝トーナメント進出は逃しましたが全国大会の雰囲気を経験するとともに十分に力を出し切りました。今後の大会に生かすとともに、次年度も出場を目標に努力する決意を固めたところです。
 最後に大会へ向けてのトレーニングに関して部員をはじめ、道内アマチュア強豪の方など多くの方々に協力と支援をいただきました。個人競技ですが仲間の大切さを実感したところです。また、壮行会を企画していただいた生徒会、学校関係者の方々、応援していただいた皆様に感謝します。ありがとうございました。
  
大会会場前にて               対局の様子

第38回全国高等学校将棋竜王戦北海道大会の報告

 6/15 北海道将棋会館を会場に将棋竜王戦北海道大会が行われ、2年生2名、1年生2名が出場しました。この大会は男女の区別が無く個人戦のみで3年生から1年生までの真の最強を決める唯一の大会です。全国大会では将棋界の頂点に君臨する 藤井 聡太 竜王が審判長をする由緒ある大会です。
大会はスイス式トーナメント6回戦で行われ、初出場1年生の戸出が3勝3敗でポイントにより全道19位と健闘しました。2年生鈴木も3勝3敗で全道21位でした。その他の出場者は2年生林出が32位、1年生中島が40位でした。各校から選抜された選手間のレベルの高い対局を経験し、次大会へのそれぞれの課題も明確になり充実した様子でした。応援していただいた皆様に感謝します。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

平成7年度

北海道高等学校文化連盟 第61回全道高等学校将棋選手権の報告 

 5/29~5/30 札幌市生涯学習センター ちえりあ を会場に全道高等学校将棋選手権が行われ2年生5名、1年生4名が出場しました。
男子団体は昨年から同じメンバー(2年 鈴木 佐藤 林出)でチームを組み出場しました。昨年度はまだまだ力不足でしたが今回は決勝トーナメント進出を目標として3名が協力し合い接戦を勝ち進みました。予選は4回戦で3勝1敗 全体の5位で決勝トーナメントに進出しました。決勝トーナメントの最終結果はベスト8でしたが、昨年より十分な棋力向上を実感しました。
 男子個人は1年生3名が出場し戸出が予選4回戦で3勝1敗 全体の8位で決勝トーナメントに進出しました。あらためて32名でのトーナメントを勝ち進みベスト8でしたが1年生としては立派な成績で、新人大会へむけて大いに期待されます。
 女子個人は2年の村崎 佐川 が出場し決勝ラウンド5回戦を対局しました。結果、村崎が4勝1敗で準優勝。これにより7月29日から行われる第49回全国高等学校総合文化祭将棋部門出場権を獲得しました。女子の全国大会出場は北広島高校にとって初の快挙です(男子の1998年出場以来です)。
 また、佐川も3勝2敗で7位となりました。両名とも昨年の入部から初めて将棋に取り組みましたが、助け合い先輩方の指導を真摯に受け止め1年間よく努力して立派な成績を残しました。
 大会と同時に行われた認定戦では初参加の1年の中島 水谷 磯野が目標の棋力認定を受け、夏の第2回認定戦にむけて手応えを掴みました。
 今後とも日々の鍛錬を続け棋力向上を目指します。応援していただいた皆様に感謝します。ありがとうございました。

男子団体戦の様子

 

 

男子個人戦の様子

 

 

 

 

 

女子個人戦の様子

 

 

表彰の様子

 

棋士 木村一基九段と記念撮影

 

令和5年度

・高文連石狩支部囲碁将棋春季大会
 将棋男子個人 2名出場 60位/34位


・高文連全道大会
 2名出場 決勝トーナメント進出 全道ベスト32


・将棋竜王戦北海道大会
 将棋男子個人 2名出場 32位/27位