新部長より

 私は部長を2年間努めてきて感じたことが二つあります。1つ目は1人ではできぬということです。練習、対局双方において相手、協力して下さる方々がいればこそ成立するものであり大会等の運営、参加者そして部員と顧問の先生方には感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。2つ目は将棋とは挑戦し続けることだということです。対局の終盤において感じることなのですが、どれだけ練習を重ねても人なんてのはろくなことを考えませんで、どうしても自分の手に疑いが生じます。そんな時にどれだけ自分を信じられるかすなわち、普段からどれだけ自らの限界に挑戦しているかということが重要になるのです。将棋というのは自分への挑戦に他ならないのです。最後の1年、より良い結果を残せるよう頑張り、そして末代にならぬよう新人部員を入れてみせます。